おいしいコーヒーにむけてのジャーナルエピソード (2016/2~3/9)

コーヒー 自由研究

20160309-2

Facebookにアップしたときに、軽く書いていたそれぞれの記事のエピソード。それをみて思い出してさらに加筆した、「それぞれの記事ができるまで」を再度アップするという、しつこい企画です(笑

コーヒーのおいしさという、わからないものに近づいていくために


ゆるコーヒー会の活動ビジョン、と言っていいでしょう。
へんだなって思ったことを、まとめてみました。
へんだなって思ったことが悪いことだ、とかではなくて、その視点に立って新しく積み上げていったらもっと面白いことになるんではないですか?っていうことですね。

これ以上書くと、めんどくさいことになりそうなので、やめておきます(笑

●おいしいコーヒーが飲みたいと思ったら知ってほしい4つのポイント


仕上げるのに苦労した記事でした。初心者向けに、いかに専門的な単語を排除して、かつ特定のテーマ解説に突っ走らないようにしなきゃと、書いては訂正を繰り返しました。プロフェッショナルクラスの人もコーヒー会メンバーにはたくさんいらっしゃるので、そういった人たちが読んでもキラリと、グサリとする単語も盛り込みました(笑

口下手なロースターさんたちが何かにつけ言いたいことを、うまくまとめてみたつもりでもあったりします。

●スペシャルティーコーヒーで初心者が陥る「ワカラナイ!」ポイントとその対策


「~のような」ばかりのフレーバー表現。「んなこと言われてもわからんわ!」とわたしも何度かさじを投げそうになりました。しかしそれって「味」として認識していた感覚があって、「~のような」というフレーバーは、「味」と結論付けるまでの通り道に落ちているものを拾っていく作業なんですよね。

味に至るまでにみつかるヒント集め。味に至るまでに感じるものを、さいしょはモヤモヤとしてイライラするものですが、味覚を自覚して香味を判別していくことに慣れてくると、その過程がとても繊細で尊い作業であることに気づきます。ひとつ感じれば「●●味!」っていうのが多いですね。それってショートカットだよな。。そうやって考えてみると、ショートカットがまわりでやけに増えたような気がします。そんなノリとスペシャルティーコーヒーを楽しむノリは違いますから、ノリを変えていかないといけないなあ、という思いに至ります。

●ただのコーヒーからおいしいコーヒーに認知を上げた3つのきっかけイベント


フツーに報道に載って、場合によってはいつのまにか日常的になったりしたコーヒーの身近なイベント3つ。公に言われるヒットの要素とは別の視点で、コーヒーワールドにさざ波のように変化をもたらしていると感じたものを、まとめてみました。

●東京で飲むコーヒーは、東にやさしく西に難しいは本当か?


あるコーヒーやさんが複数個所に焙煎所を設置しているのですが、「この焙煎所のものはOK」「ここのは絶対に買わない」というような傾向が、自分の中にありました。それはロースターの腕によるもの思っていたのですが、別にすすめていた味のリサーチということで水系別分布を調べてみたところ、そのコーヒーやさんの焙煎所の所在地は見事にそれぞれ別の水系の地域だったのです。

水道水の味がいいところは、意外ですが浄水器を使わないで水道水を直接煮沸して抽出に使っているところもあります。昔のレギュラーコーヒーで言われた理論は、「コーヒーは水道水で淹れろ!」なものもまかり通っていますから、そんな水でそれぞれで焙煎した豆を抽出し検証していたとしたら、、、と思いました。

そのお店はめったに行かないので、喫茶で出してるコーヒーの水はどうしてるか、とか聞いてないんですが、味が違うし、言われてる香味がちゃんと出たことなどほとんどなかったので、その原因ってもしかしたら水系??と思いました。
おいしいコーヒーを出すために、気を付けるとおもしろいことはいっぱいありますね。

●コーヒー会について


テキトーに書いていたものを、まとめなおしました(汗)。発足の経緯と主催者の簡単な紹介、そして会発足に寄せてまとめた、そのときの感慨。